4/12(sat) LIVE…豊島区西池袋 Hot Pepper
ママさんも一緒に
久しぶりにドキドキのミルコーン・ライブでした。
一昨年、草加MONDが閉店してしまい、またしても活動の場がなく彷徨っていたオリジナルフュージョンバンド。
結局受け入れてくれたのはホットペッパーでした(アリガトウ…)
とはいえ、45分の3セットという長丁場はこのバンドとしては初めて。そこで柚木茂(g)
村松直政(g) 村山雅彦(ds)という不動メンバーに外山ふくP安樹子の強力ピアノ、ゲストボーカルにチーちゃんという協力体制で臨みました。
事前リハーサルは3回。普通に考えれば異例の多さですが、バンド自体集まるのも久しぶりでやはりこれくらいは必要でした。
そして感じたことは、「ソロなどを短め目にとった効率的なリハは、このバンドには合わないな」ということでした。
リハといえども十分に尺をとった演奏をしながらアンサンブルの調整をしていくのがよいと、そしてそのためにはもっと多くのリハが欲しかったということでした。
さて、ライブの方ですが、最初からたくさんのお客さんでまずは一安心。 やはりモチベーションが違ってくるし、都内中心のライブでの集客は大変ですから、いっぱい聴いてくださるのはホント嬉しいです。
いつもは阿久津グループのお客さんがいるところに全然雰囲気の違うお客さんがいらっしゃるのって、不思議な感覚です。ただ、ノリ的にかなりのイケイケ状態という点では近いかも。やはりホットペッパーという器がそうさせているのでしょうか・・・。
ライブは8時から《Marallia U》でスタート。考えてみれば唯一4ビートが出てくる曲
そして《9 Points Bossa》。ふくPプロモーションタイムとして、僕個人的お気に入り曲《遠くを》・・・
終わってから気付いたのですが、何しろインストは終始事故連発。各セットの事前に構成チェックをしようと考えていましたが、毎回チェックを忘れていました!
でもうまく行ってるときのバンドのサウンド、リズムとも想像以上にいい感じで、村山さんの煽りたてるドラムがまずカッコよかったし、村松さんにはブランク何するものぞという気迫の骨太ベース。柚木さんのディストーションは甦った早弾きが炸裂でした。そしてチーちゃんを入れたボーカルものがまた、大きなうねりをもってゴキゲン状態。歌ってもらってよかった・・
ま、反省は多々あれど、とにかくバンドもお客さんもガンガンに盛り上がったわけで、ママさんはじめ、みんなに喜んでもらえてとても嬉しかったす!
不思議に1セット目にお客さんが最も多かったのですが、最も客席が激しかったのが深夜押し迫った3セット目でした。ここで《Go
Ahead Baby》や《Spain》を入れていたのは非常にラッキーでした。
今日は結成当時のメンバーだった山口ミルコさんが1曲《Star Child》を吹いてくれました。交渉の末、やっと共演にこぎつけた甲斐あって、美しいソプラノを披露しライブ中盤をシメていただきました。残念ながら僕は共演といきませんでしたので、それはまたの機会に持ち越しです。
そして忘れてならないのが、ふくPちゃんのピアノ。全体のサポートというより、ソロパートでその大いなるパワーを発揮。盛り上げてくれました。ありがとう!
一番前で聴いてくださっていたカメラマン(フォトグラファー)のタルミ アヤさん。異文化のアーティストの方が聴いてくれるのって断然刺激的です。休憩中いろいろ話してくださいましたし、またお願いに応じて素敵なショットを撮ってくれました。ありがとうございました。
終わってからお店の方から「阿久津バンドに負けず劣らずデカイ音でしたね」と一声。
いや、阿久津バンドもそうだけど、フュージョンってこのくらいは出しますよね。やっぱり
なかなか集まるのも難儀なこの長老バンド、広く長い目で模索したい考えです。
ミルコーン at Hot Pepper まさかここで演れるとは思いませんでした
ミルコさんのソプラノに惚れてます ふくPのおかげでなんとかライブができました
CHEEEKOちゃんが入って一段とトーンが上がります
(タルミ アヤさんにお願いして引きの写真を撮っていただきました)
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こちらは タルミ アヤさんに撮っていただいた作品です
なんかプレイ中の心理状態をファインダー越しに見透かされてるようです
もう少し被写体がよければなぁと思います(><)